2025 ARCHIVE
STUDENT DESIGN COMPETITION
2025年度
学生デザインコンペティション
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RECRUITMENT THEME 募集テーマ
第2回 ARC style 木造住宅コンペティション (学生限定)
「日本に住みたい外国人を対象とした住宅のご提案」
株式会社 ARC style(アークスタイル)は昨年に引き続き、「第2回 ARC style 木造住宅コンペティション」を開催いたします。
ここ数年、海外からの観光客が増え続けており、長期滞在の為の別荘購入や移住のための住宅購入をされる方も増えており、北海道や長野県にはそのような方々向けの住宅やマンションが増え続けております。そこで今回は、最近注目を集めている北軽井沢エリアで実際にアークスタイルのパートナー様が開発をされている別荘地内の一区画500㎡の敷地に、長期滞在もしくは移住を希望している外国人向けの住宅のご提案下さい。
AWARD-WINNING WORKS 受賞作品
今回、全国の学生から57点の応募をいただきました。たくさんのご応募ありがとうございました。
2025年7月1日(火)~8月11日(月)に審査が行われ、厳正な審査の結果、以下の方々の受賞が決定いたしました。
優秀賞

森の生活
東京理科大学大学院
創域理工学研究科建築学専攻 1年
瀬戸口 尊 / 岸 航生
審査員コメント
資料作成お疲れさまでした。個人的に好きなデザインコードの作品で、プランニング・デザインの組み合わせの完成度が高いと感じました。ファサードは、メインの煙突部分を上手く使用した縦のラインが利いていて、その両サイドに抜け感のある窓を採用する事で、よりアクセントである縦のラインが強調されています。また、室内から見た時にもこの部分のアクセントが非常に利いていて、玄関を抜けた時、居住空間に居る時、全てのタイミングでこのアクセント部分に集約されているんだなと感じ取ることが出来ました。火を囲むというコンセプトが単純で明確だったからこそ、その回答となる見せ所も絞られていてインパクトがあり非常に分かり易い。一見すると簡単そうなコンセプトで、簡単そうな回答だと見る人もいるかもしれませんが、本作品を見れば見るほど素晴らしい回答を出せている作品です。
全体的な提案が完成されていて、どの部分が一番良いか優劣付けがたいレベルに達していますが、強いて言うならば玄関を開けて、室内に入った時の景色が最高です。本作品の様な、閉ざされた玄関ホールの無い住宅を日本でも供給していきたいと改めて感じました。素晴らしい作品でした。
伸和建設 株式会社 代表 森 有生
受賞コメント
この度は優秀賞をいただき心より感謝申し上げます。
コメントでは高い評価をいただき、とても嬉しく思うと同時に、大きな励みとなりました。
今後もより上を目指していきたいと思います。
今回は、貴重な機会をいただき本当にありがとうございました。
佳作
深く見つめる自然 ゆったり眺める風景
摂南大学
理工学部住環境デザイン学科 4年
藤原 悠真 / 川瀬 陽平
審査員コメント
自然との関係性を主軸に捉えた空間構想が非常に印象的。中庭や水盤を中心に各室がゆるやかにつながることで、視線と動線の抜けが巧みに計画されており、閉じすぎず、開きすぎない絶妙なバランスが保たれている。昼と夜、それぞれの時間帯でのライティングや外部環境との対話も丁寧に表現されており、単なるパースにとどまらず、住まい手の体験を想像させる素晴らしいプレゼンでした。
株式会社 日沼工務店 代表取締役 日沼 友和
受賞コメント
この度は、栄えある賞をいただき誠にありがとうございます。私たちは、世界中の誰もが美しいと感じるであろう北軽井沢の雄大な自然を最大限に活かすことを心がけ、設計しました。身近な自然だけでなく、人の手が届かない星や月のような遠い自然が、私たちの心に与える感動はかけがえのないものだと考えています。この受賞を励みに、これからも精進し、楽しく作品づくりに取り組んでまいります。
佳作
奥間 ~見え隠れする境界~
大阪大学大学院
工学研究科地球総合工学専攻 2年
石光 基
審査員コメント
伝統的な日本建築や庭園に見られる空間の特性、視線の抜け、複数の境界が織り重なる構成が面白い。
内と外が緩やかにつながり、季節や自然を感じながら、視覚的な奥行きと心理的な奥性を同時に体験できる住空間を目指す。
コンセプトがいい感じです。
株式会社 栄輝工建 代表 大屋 信男
受賞コメント
この度は佳作にご選出いただき、誠にありがとうございます。本作にはまだ課題も残っておりますが、古き良き日本庭園や日本家屋の魅力を、自らの考える「奥性」という空間性に基づいて住宅空間へと反映できたことは、大変貴重な経験となりました。改めて、このような機会をいただきましたことに深く感謝申し上げます。
佳作
土間のある家
千葉大学大学院
融合理工学府創成工学専攻建築学コース 1年
田中 拓馬
千葉大学
工学部総合工学科建築学コース 4年
中山 智文
審査員コメント
屋根勾配を利用した高低差のある天井高、外周部の通り土間を活かしたゆとり、屋根の円形に合わせて大きさが変化する窓、それらすべてが伸びのある空間を造り上げていて、住まう人の心地よい時間につながるのではと思え、とても良かった。
株式会社 ひかわ工務店 専務 樋川 洋一
受賞コメント
この度は、このような受賞の機会を頂き、ありがとうございます。意図していた、伸びやゆとりのある空間を評価していただき、大変うれしく思っております。この経験を生かして、今後も設計活動に励んでいきたいと思います。
佳作
夏冬共棲
奈良女子大学大学院
人間文化総合科学研究科住環境学専攻 1年
赤瀬 唯
審査員コメント
北軽井沢は冬も厳しく、積雪量も多い地域。外国人には特に冬の対応策が必要。夏の快適さと冬への対応をしっかりと考えられているところが評価できる。デザインも目を引くものでありながら、周辺の民家とも調和できる。今回のコンペの趣旨に一番合った作品だと考えます。
株式会社 リューケンハイム 代表 高橋 典久
受賞コメント
この度は佳作に選出いただき、誠にありがとうございました。北軽井沢は避暑地として知られておりますが、実は雪景色もまた格別で四季折々の魅力を楽しむことができます。そうした夏とは異なる一面も体感しながら日本の風土を味わってほしいと思い、土地の気候に寄り添うパッシブな住まいを提案いたしました。今回の経験を糧に、今後も設計に励んでいきたいと思います。
佳作
陰陽階調
岡山理科大学大学院
理工学部システム科学科 1年
片山 快
審査員コメント
どの作品もコンセプトを最大限に表現できている素晴らしい作品です。
その中でも「陰と陽」は、光と影の作り方を工夫したとても奥深い建物だと感じ選出させていただきました。
株式会社 翼創建 会長 稲津 幸司
受賞コメント
この度は佳作に選出していただき、ありがとうございました。この作品のテーマにある「陰と陽」は、対極的で相互的な関係性を持ち、その点を試行錯誤し建築化しました。未熟な部分も多々あったと思いますが、評価していただけた事を大変嬉しく思います。今回の経験を糧に、今後も設計活動に励んでまいります。
奨励賞
Strawberry House
広島大学大学院
先進理工系科学研究科先進理工系科学専攻建築学プログラム 2年
塚村 遼也
奨励賞
木照家 自然の光と木の温もりに包まれた家
京都美術工芸大学
建築学部建築学科 4年
山口 暁斗
奨励賞
心象風景のような和の住まい
京都芸術大学
通信教育部芸術学部デザイン科 4年
黒澤 俊和
奨励賞
外国人起業家のためのカタリスト
静岡県立科学技術高等学校
建築デザイン科 3年
森谷 ともみ
奨励賞
合間のある家
町田デザイン&建築専門学校
建築デザイン科 2年
枝見 侑里香
奨励賞
移ろう季節、移ろう空間。 四季との対話を楽しむ日本らしい住まい
東京都立大学大学院
都市環境科学研究科建築学域 1年
横澤 柊
奨励賞
集う入り口がある家
岡山県立大学
デザイン学部建築学科 3年
三澤 蒼介
奨励賞
大地に生きる
九州大学
工学部建築学科 4年
菊池 慎太郎
奨励賞
陽の家
前橋工科大学
工学部建築・都市・環境工学群建築都市プログラム 4年
涌井 琴里
奨励賞
廓の家
町田デザイン&建築専門学校
建築デザイン科 2年
青木 心愛
奨励賞
庭と繋がる暮らし
町田デザイン&建築専門学校
建築デザイン科 2年
小泉 楓華
奨励賞
溶け込む住宅
島根職業能力開発短期大学校
住居環境科 2年
小笠原 あかり
奨励賞
余白のおもてなし 小さな幸せに気づかせてくれる暮らし
岡山理科大学大学院
システム理工学部建築学 1年
忠田 拓真
奨励賞
多機能な日本文化
日本大学
理工学部 1年
矢島 悠人
奨励賞
縁~enishi~
愛知県立豊橋工科高等学校
建築デザイン学科 3年
白井 佑女加




審査員コメント
今年度も弊社設計スタッフと一緒に全作品を拝見し、審査をさせていただきました。どの作品も非常にレベルが高く、とても学生さんとは思えないほどの素晴らしい発想力、表現力に非常に感心いたしました。
今回のコンペのテーマとしては、まず「豊かな自然環境との共存」、そして住人が外国人ということもあり「プライベートとコミュニティーへの関わりのバランス」ということがポイントだろうと考え、それを念頭に審査をさせていただきました。
そんな中で我々がポイントとした要素を最もバランスよく巧みに表現している作品ということで『3つのニワをもつ家』を最優秀賞に選出いたしました。
株式会社 協和ハウジング 代表 内山 和男